ZAFUCAは、僕が日常の中で見つけたユニークな構造やデザインから着想を得て、

自由な発想でバッグを作る個人ブランドです。

 

流行に左右されず、純粋に「作りたいもの」を形にしています。

個人だからこそ生まれる面白さが魅力だと考えています。

 

好奇心と探究心を持ち、独自の構造を取り入れながら、曲線や技法にも意識を向けて製作しています。

作品名は、その時の自分の中で響いた言葉をアレンジするなどして、楽しみながら名付けています。

 

デザイン・機能・素材のどれかひとつに面白さがあればいい。

直感を大切に、遊び心を忘れず一点一点丁寧に製作しています。

ZAFUCAのバッグが、日常を少し楽しく彩る存在になれば嬉しいです。

 

知る人ぞ知る、徳島の小さなブランドであり続けたいと思っています。

日々思うのは、「生涯作り手でありたい」ということ。

 

無名の個人ブランドだからこそ生まれる価値を信じています。

一目惚れしてくださる方に心から感謝します。

 


【ざふか?】
秋田弁です。
何気ない日常で父が使っていた言葉にふと面白さを感じました。
「そいだばざふかだぁ」
少し力が抜けたような音の響きにもどこか温かみがあり、ふと笑みがこぼれるような言葉でした。
本来「大雑把」とか「細かいことにこだわらない」という意味を持ちます。
でも私が届けたいのは、その対極にある、細部まで作り込まれた作品です。
研ぎ澄まされた遊び心。
それが、細部まで神経を注いだ作品と結びついたとき、見る人・手に取る人に思わぬ余白やゆとりを感じさせるのだと思います。
軽やかな名に込めたのは、妥協なき仕立ての誇り。
ブランド名と作品の完成度のギャップをくすっと楽しんでいただければ幸いです。
 
【革との出会い】
若き日の僕は将来の目標もなく周囲に流されるように大学へ進学し、新卒で就職しました。
仕事も人間関係も充実していた中、偶然インターネットで「レザークラフト」と出会います。
思い返せば、幼い頃「職人」という響きに漠然と憧れを抱いていました。
手を動かす作業が好きだったことを思い出し、レザークラフト入門セットを購入。
25歳の私は夢中になり、そのままのめり込んでいくことになります。
鞄作りの学校で2年間基礎を学び、バッグメーカー、シューズメーカーを経て独立しました。
 
【こだわり】
現在は自宅の一室の小さな工房で制作を続けています。
使うのは主にイタリア産の牛革。
卓越した鞣し技術を持つタンナーの革を使うことで、品質にこだわっています。
なかなか見かけない、量産できないようなカタチを考えています。
ZAFUCAの鞄を見て、「おぉ!」という反応が生まれる瞬間が嬉しいのです。
 
【試行錯誤】
型紙の制作には建築用CADを活用し、より精度の高い設計を追求しています。
金具類は場合によって個人輸入しながら、最適な方法を探っています。
販売価格は製作時間・材料費・工房維持費のみを考慮し、定期的に見直しを行っています。
 

開業 2013年1月

電話 050-7115-9240(作業中電話に出れないことが多いため、まずはメール連絡で)

連絡 info(@)zafuca.jp

内容 鞄の製作・販売

代表 大渕裕司

 

※ネット販売のみで店舗はありません。


1982年生まれ 秋田県出身 徳島県在住
秋田大学工学資源学部卒 
車のエンジン開発の仕事に就いた後、転職。 
バッグ・シューズメーカーで様々なブランドのサンプル製作に携わる。 
その後独立し、ZAFUCAを開始。
CAD・縫製・撮影・販売・HP管理等すべて個人作業です。
二児の父。